まちがいはじめる婚活2
33歳の時、やっと自分の置かれている状況のやばさに気づいたすちゃずめ。焦ってアプリをインストールするの巻。
いやー人間焦ったらね、ダメだね、ということを痛感しました。しょっぱなはじめた婚活ですが、今思っても「ちゃいますやんそれ!」と突っ込みたくなる行動に出てしまった私、すちゃずめの失敗談です。
人は焦るとこんなミスを犯すと。
若きスズメたちに言いたい。(なにそれ)
焦った私はとにかく手元にあったスマホを握りしめてアプリをインストール。そのアプリが SayHi だったと思います。もう記憶がおぼろげなんですが……。たしかそのアプリはログイン時にいろんな人のプロフ画面みたいのが流れて、気になるひとに「あいさつする」みたいなボタンを押すだけ。
気楽にできるのがなによりよかった。結構みんなあいさつしてくれるので、私もあまり考えずあいさつしてた。
どうしてこのteenが好きそうなアプリにしたかというと、その時すでに彼氏がいなくて久しかったので、リハビリしよう……という感覚でした。
異性と話すリハビリ。
重症。
それに若い時、チャットというものがはやっていて、当時の私は寝る間も惜しんで会ったこともない人と語り合っていたいい思い出があるので、このアプリがとっつきやすかった、というのもある。
今あるかしらんが、チャットルーレットというのもあって、誰とあたるか分からない、ランダムで相手が選択されるというチャットもやっていたが、昔はまったチャットルームでも、そのチャットルーレットでも、今でも付き合いがあるような出会いをしました。
うーん、奇跡。
奇跡というか根暗!
人の出会いはどこにあるか分からないものなんだよ!!!!!
でも若い子にはおすすめしません。分別のつかない子はきっといたい思いをします。私は傷だらけになりながら大人になってしまいましたが、そんな無駄な傷は作らないにこしたことはありません。
こういうツールも一つだし、私もかなりお世話になった。でもおすすめはせん。向き不向きがあるから。それに絶対安全ですと言えないのがつらいところ。
それに本気の出会いを望むならこんな回り道してる場合じゃないということです。>すちゃずめ
しばらくアプリを使っていて思ったが、出会い系のアプリ使ってる男性には変態が多い、と言っておきたい。
語弊があるのはわかっている。でも若い子にはこのくらい思っておいてもらいたい。
ただし、こういうツールで知り合って大事な人になることもあるとは思います。でもそれは結構奇跡だし、それにアラフォーの私にはそんな悠長なこと言ってられないのです。
すちゃずめはいつか素敵な王子様が///とか寝言ほざいてる場合じゃないのです。いや、そんな夢は見てはいない。世の中そんな夢見させてくれるほど私に優しくはない。
でもそのアプリで一人だけまともそうな人と会ってみました。勇敢だよね。すちゃずめって。自分でもそう思うわ。
会った決め手はなんだったのか。
見た目です。
自分のことは棚にあげて、相手の見た目と話す内容が変態じゃなかったので、会ってみることにしました。
見た目、とは言ったがほぼほぼみんな写真は持ってるので実際とは違うことが多いと思う。かくいう私もそりゃ盛ったさ。こぼれるぎりぎりまで盛った。
盛るのはいいと思う。それが人間の心理。でもな、のちのち自分の首を絞めることになるということ、ここに断っておく。もしも「この人いいな///」と思っても自分の詐欺写真のせいで会いづらくなってしまいますよ。あはは
でもね、なんか、ちょっとメールとかメッセとかしはじめると、相手が電話したいとか言うこともあるじゃん?
相思相愛ならいいよ。いくらでもすればいいさ。でもさ、こちとら「恋ってどうするんだっけ?」という重病患者。「電話したい」とか言われても「ええええええええ何話すのぉぉぉ???つか最近いつ声出したっけ?!?!?」となるわけです。
ちなみに年とると声が年々低くなります。(すちゃずめの場合)
ついでに人と会話する機会が減っても声が低くなります。
もう声の低さ、初老。
なので電話したいとか写メ欲しいとか言われるのが面倒くさいので会いました。会ったら電話イヤ、写メイヤって断らなくて済むし、向こうも言ってこないだろうと思ったから。
人ってのは変わらなきゃ生きていけないんだぜ?
はい。会いました。会ってきましたよ。
いい人でした。話も楽しかったし、ごはんおいしかった。でもそれだけだった!!!!!
ありがたいことにね、なんか気に入ってもらったみたいなんだけど、なんかそれ以上すすめなかった。
奇跡、踏みにじっちゃった。
なんでだろうな。恋とか愛とかむずいけど、自分のことが一番わからない。
それにその後すぐに向こうから音沙汰なくなってしまったので、それまでです。うふふふっふっふっっ(すすり泣)
この時気づくべきだったけど、婚活絶対すちゃずめに向いてない。(この後もいろいろ迷走すんだけどもよ)
私はこの一回を最後にアプリをアンインストールしました。
そして次に電子書籍をひらき、腐女子の婚活本を購入しました……。ということで次回コンカツ!は本で学ぶ腐女子の婚活です。ではどろんします!